前回「お金持ち大作戦」を紹介しましたが、指数+MAXといっても幾つ以上なら良いのか、作戦を適用できるレースはどれなのかなど、 条件があると言いました。 ここでは、その点について述べたいと思います。 簡潔に言います。「指数+MAX」は「2以上」が条件です。 また「作戦を適用しないレース」は以下の通りです。
いずれも、他の作戦でも述べた条件とほぼ同じです。 除外したレースでも、全く駄目と言う訳ではありませんが、ここではこれを条件とします。 騎手や馬主はどうなんだと言われそうですが、ここでは拘らないこことします。 投資ですから、一定数のハズレは甘受します。 早速、サンプルを見てみましょう。 2015年10月4日(日)4回9日目中山6Rです。 下の図1が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 図1 馬連得票率7.5%~15%の馬で指数+2以上は? グラフから馬連得票率が該当するのは13番と5番だけと分かります。 この2頭で指数が+2以上は13番だけです。確認してください。 従って、このレースは13番から勝負です。 相手ですが、馬連得票率5%程度までは流しますので、グラフで丸で囲んだ馬になるでしょう。 結果は以下の通りです。 今回は、あえて「B-Element」の過剰投票金額は提示しません。 「B-Element」をお持ちなら「ウンウン」と頷いていることでしょう。 また、オッズと過剰金額を見て馬単を加えたり濃淡を付けるのが私のパターンですが、この解説も次回以降に譲ります。 次は、同じ日の中山7Rです。 下の図2が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 図2 これも単純明快なケースです。4番が狙い馬となることを確認してください。 結果は次の通りです 次は、同じ日の中山8Rです。 下の図3が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 図3 このレースは作戦に該当する馬はありません。 確認してください。 同じ日の中山9Rは2歳馬限定のサフラン賞ですから、作戦の対象外です。 次は、同じ日の中山10Rを見てみましょう。 下の図4が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 図4 これは、明らかに4番ですね。 結果は以下の通り。狙い馬が4着と残念な結果になりました。 これだけ指数が大きいと確率が高いのですが、こんなこともあります。 中山11Rのデータは次の通りですが、ご覧のように作戦該当馬はおりませんでした。 グレードレースなどメインとなるレースは、売り上げが多く、指数では判断が難しいのが正直なところです。 最後に中山12Rのデータを見てみましょう。 このレースも、残念ながらこの作戦での狙い馬はありませんでした。 ただ皆さん、四角で囲んだ指数に注目してください。 同じような得票率の他馬と比べ何となく変だなと思いませんか? この馬だけがプラスの数値が相対的に大きいのです 実は、指数的には小さいもののこれも立派な過剰投票なのです。 論より証拠。ここは「B-Element」の出番です。早速、このレースの過剰投票金額データをご覧ください。 16番ミヤジタイガの「3連単1着」の過剰投票金額を見てください。 発走5分前から2分前データにかけて、53万円-77万円-48万円-175万円と突出して過剰に投票されています。 人気を考えると、明らかに異常な投票です。 この金額が、指数では0.25-0.35-0.21-0.78となって現れているのです。 過剰投票金額の方が圧倒的分かり易いですが、指数でもこの様に判断できるのです。 さて、馬券はどうしましょうか? 「B-Element」の過剰投票金額データからは、11番・15番と目立ちませんが丸で囲んだ7番には厚めに買うことになるります。 指数だけからでは比重を掛けるのは難しいですが、得票率グラフから、差の棒グラフが目立って下に長い7番は真っ先に厚めに買う対象になります。 後はオッズにより濃淡をつけることになるでしょう。 このレースの結果は以下の通りです。 実は、これが「最低人気の法則」なのですが、詳しくは次回以降に!! なお、「最低人気の法則」StageOneバージョンの解説にあたり、下記のような設定でご利用することをお勧めしておきます。 それでは、次回まで失礼します。 |
パブリック担当:森川 |