「StageOne」メニューのグラフボタン(上図の①)をクリックすると図1のような得票率グラフが表示されます。 得票率グラフは出走各馬の単勝・複勝・馬連・馬単(表)・3連単(1着)・3連複・ワイド・枠連の得票率をグラフ化したものです。 「出馬表・総合分析表」や「指数スキャン表」でも得票率を把握することはできますが、グラフ化することでレースの性格や異常(過剰)投票の有無を視覚的に捕らえることが可能です。 オッズ分析には必要不可欠なデータです。 |
図1
上の図1は、枠連を除くすべての得票率データをグラフに表示させています。 グラフの縦軸は得票率、横軸は馬番です。枠が分かるように馬番に色を付けました。 データの時刻は13:58現在のものでこれは発走の3分前のデータであることが分かります。 棒グラフは馬連得票率と単勝得票率の差を表していて、棒グラフが下にある場合、馬連に比べ単勝が売れている(単勝に過剰投票がある)ことを表しています。 横軸の馬番は現在単勝得票率順(①で指定する)に並んでいます。 このグラフは横軸を馬連得票率順や3連単1着得票率順などに並べ替えることも可能です。 得票率グラフでの分析のポイントとしては単勝・複勝の異常(過剰)投票です。 単勝の場合、棒グラフを見て下に長い(単勝に過剰投票があった)馬が基本的な狙いとなります。 上の図では10番・3番などが狙える馬となることを確認してください。 オッズ分析は基本的に人気薄馬がターゲットですが、このように混戦のレースでは、それに拘泥する必要はありません。 このレースでは、9番の複勝の過剰も気になると思います。(下の図2を参照) この馬も狙い馬の資格十分です。 ここではこれ以上の解説はしませんが、「StageOne」ユーザー専用サポートページでは、「StageOne」のデータを使っての新しい解説も始まっていますので、こちらも参考にしてください。 |
図2
オッズ分析はデータの時刻を変えて分析することも必要です。 時刻を変えるのは画面右下の▲ボタンをクリックするか直接データ番号をクリックします。 下の図3は、データNO2の10:59のデータを表示させたところです。 5番の単勝過剰投票の度合いが大きくなっていることが分かると思います。 早い時間帯に、比較的大きな過剰投票があったと推測されます。 |
図3
参考までに、このレース2014年7月12日(日)2回福島4日目第8Rの結果を下に提示します。 グラフには、単勝・馬連・複勝しか表示させていません。 この方が判断し易いかも知れません。 例は、インパクトのある配当ではありませんが、あえてこのようなレースを選んでみました。 「StageOne」ユーザー専用サポートページでは、順次新しい解説を提供してまいりますので、ご期待ください。 |
図4