最低人気の法則「StageOne」バージョンの解説を予定しておりましたが、「お金持ち大作戦」について、少し解説を加えます。 「最低人気の法則」については、前回その一端をを紹介しましたが、次回以降さらに深めていきたいと思います。 「お金持ち大作戦」は、馬連得票率がある範囲の馬で、指数が+2以上で最大の馬を軸にとのことで解説してきましたが、解説に使用したサンプルは、 対象馬が1頭だけでした。確認してください。 対象馬が1頭だけの場合は単純なので良いのですが、実際には、+2以上が複数あるケースもあり、その場合必ずしも指数最大馬が来る訳ではないことが分かると思います。 その事を実感して頂きたく、あえてその様な言葉(指数+2以上MAXの馬)を選択いたしました。 実際は「そこまで単純ではないな」と実感して頂けたことでしょう。 もちろん、指数+2以上MAXの馬が1頭だけの場合に限り勝負してくださいと言えば良いのですが、それでは詰りません。 ●作戦に該当する馬が複数の場合、人気薄(得票率が低い馬)を選択する。 総合的に判断し、ここではこの様に決定致します。 早速、サンプルを見てみましょう。 2015年10月11日(日)4回2日目京都7Rです。 下が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 馬連得票率7.5%~15%の馬で指数+2以上は、4番と1番です。 決めてしまえば、簡単な法則ですから、誰でも直ぐに判断が可能でしょう。 得票率が低い1番が狙い馬となります。このレースは1番から勝負です。 相手ですが、いつものように馬連得票率5%程度までは流します。 濃淡については、考えてみてください。 結果は、以下の通りです。 次は、同じ日の東京8Rです。 2015年10月11日(日)4回2日目東京8R。 下が3連単1着指数のスキャン表と得票率グラフです。 馬連得票率7.5%~15%の馬で指数+2以上は、9番と12番です。 ここも法則に従い12番から勝負です。確認してください。 それにしても、9番の指数は大きいですね。 この様に大きな数値だと9番を選ぶこともありでしょう。研究してください。 相手ですが、いつものように馬連得票率5%程度までは流します。 比重については、考えてみてください。 結果は、以下の通りです。 前回「最低人気の法則」の一端をを紹介しましたが、何となく肌で感じて頂けたことでしょう。 ここでは、また別のケースを紹介します。 上の解説と同じ日の東京6Rです。 2015年10月11日(日)4回2日目東京6R。 下が3連単1着指数のスキャン表です。 人気薄の指数に、 「お金持ち大作戦 ②」で紹介したような異常はあるでしょうか? 異常は感じられませんね。 それでは、下の3連複指数のスキャン表を見てください。 人気薄で大きな指数の馬はありませんか? 「B-Element」ユーザーページで解説の「最低人気の法則」では、馬連得票率5%程度よりも低い馬を検討の対象にしています。 ○%程度としているのは、厳密に考えなくても良いですよと言う意味です。 ここでは、7.5%のところに線を引いているので、それを利用しましょう。 この線より明らかに下であれば、検討の対象なるとアバウトに捕らえておきましょう。 下のグラフから、14番は該当せず、4・8・6・1番は、対象になると感覚で掴んでください。 上の3連複指数のスキャン表に線を入れてみました。 人気薄で大きな指数の馬はありませんか? 6番の2.47が、目立って大きな数値であることが分かります。 この目立って大きな数値の6番を狙う。 これも、「最低人気の法則」なのです。 「B-Element」のデータを見てみましょう。 下が、3連複の過剰投票金額データです。 6番ブルーボサノヴァの「3連複」の過剰投票金額を見てください。 発走3分前のデータで、144万の突出した過剰投票があることが分かります。 人気を考えると、明らかに異常な投票です。 この金額が、指数では2.47となって現れているのです。 過剰投票金額の方が圧倒的分かり易いですが、指数でもこの様に判断できるのです。 さて、馬券はどうしましょうか? 「3連単1着指数のスキャン表」と「得票率グラフ」を元に判断してみてください。 結果は、以下の通りです。 最後に、上の解説と同じ日の東京12Rのデータのみを提示しておきます。 解説は致しません。不思議な世界を感じ取ってください。 2015年10月11日(日)4回2日目東京12R。 「B-Element」の3連複の過剰投票金額データ。 2015年10月11日(日)4回2日目東京12R。 3連複指数のスキャン表と得票率グラフ。 2015年10月11日(日)4回2日目東京12R。 レース結果。 それでは、次回まで失礼します。 |
パブリック担当:森川 |