過剰投票金額分析ソフト「Shadow」概要

過剰投票金額分析ソフト「Ｓｈａｄｏｗ（影）」の概要

　長年オッズを分析してきた当社にとって「連勝式馬券」の過剰投票を金額レベルで把握することは究極のテーマでした。
それを最初に実現したのが皆様に提供した「サルオッズ　スペシャル」ですがこれは非常に有効な分析法であると自負しています。
ただ、最近になって過剰投票が行われるのが締め切りに極近い時間に移行してきたように思います。
「確定後にオッズを取得しデータを見て驚くことが多くなった」とのメールを頂くことも多くなりました。
また、過剰投票も馬連だけではなく馬単・３連複にも行われるため確度を高めるために
どうしても馬単・３連複の過剰投票金額を把握しなければならなくなりました。

　投票傾向やシステムの変化などは当然あることで改めて研究開発を疎かにしてはいけないと実感しているところです。

　当社としてはまだまだ先のリリースを考えておりましたが、状況の変化や皆様のご要望の多さを考え、
現在阿部が使用中の馬単・３連複対応の過剰投票金額ソフト「Ｓｈａｄｏｗ（影）」を緊急にリリースすることに致しました。
このソフトは、締め切りギリギリまで小刻み（１分単位）に分析すること、締め切りギリギリまで分析してから
馬券購入が出来ることを基本コンセプトとして開発しましたので、現在の状況に答えることが出来ると思います。

以下にその概要を紹介いたしますのでご覧ください。

過剰投票金額ソフト「Ｓｈａｄｏｗ」メイン画面

　上が過剰投票金額ソフト「Ｓｈａｄｏｗ（影）」のメイン画面で、１１月１６日（日）の京都１２Ｒのデータを表示させたものです。
「サルオッズ　スペシャル」をご利用ですから詳しくは述べません。
表にある数字はおなじみの「過剰金額」で現在馬連のデータを表示しています。
下方に「Ｓｈａｄｏｗ」の金額グラフ画面を提示しますので参考にしてください。

　ソフトは発走の約１５分前からは１分毎に自動的にデータを取りに行きます（発走の３０分前～１５分前までは５分毎に、それ以前の時間は１０分毎に取得）。
データが更新されていればダウンロードし過剰金額を自動的に更新表示します。
表の上部が時刻欄で、１６：０４からは１分単位でデータが表示されていることが分かるでしょう（このレースの発走時刻は１６：２０です）。

レース当日「Ｓｈａｄｏｗ（影）」起動すれば時間割りに従って「Ｓｈａｄｏｗ（影）」が自動的に「リアルタイムオッズ」を
ダウンロードし表示します。
ユーザーは何も操作する必要はありません。データをダウンロードするという操作はまったく必要がありません。

さて、この表から１６：１５から１６：１７にかけて１１番に大きな過剰投票があったことが分かります。
１６：１６には１２１万円の過剰投票があったことを示しています。
ご存知の馬券作戦①が適用できそうですね。
ちなみに、パドック解説推奨馬は馬番が反転している１４・７・１３です（クリックすると反転表示する機能があります）。

念のため買目を見てみましょう。金額をクリックすると画面の右上にデータが出て来ます。
下は「１２１」をクリックしたものです。馬連１１－１４に１０２万円、１１－１３に１６万円の投票があったことが分かります。
「サルオッズ　スペシャル」との違いを確認してください。

注意
「Ｓｈａｄｏｗ」の利用するリアルタイムオッズはほぼ１分毎に更新されますが提供元の都合で１分毎に更新されないこともあります。
その場合はデータが欠損することになりますのでご注意ください。

「買目の表示」

　買目には特に問題は無いようです。馬主や騎手にも特に問題はありませんからこの馬から勝負で良いでしょう。
次はいよいよ馬券の購入です。

馬券の購入の動作については、「開発実績」紹介なのでここでは省略します。

　冒頭でも言いましたように最近はこれくらいの時間にならないとインサイダー的な過剰投票が現れないことが多くなりましたので、
締め切りの１分前のデータを見てからでも馬券が買えることは大きなポイントです。

なお、時系列オッズを利用している「サルオッズ　スペシャル」のデータを下に提示します。

「サルオッズ　スペシャル」のデータ　発走の約５分前

　１６：１４までのデータには当然ながら１６：１５の過剰投票も１６：１６の過剰投票も出てきません。
時系列オッズは５分毎・５分単位での提供ですから１６：２１にならないと次のデータは提供されません。

下のデータで分かるように１６：２１のデータには１１番の過剰がしっかり現れています。
しかし、１６：１８が締め切りですから、この時間になって分かっても当然馬券は買えません。

時系列オッズは５分間隔で更新。
リアルタイムオッズは基本的に１分間隔で更新。
最近の傾向をみると、この違いはとてつもなく大きいと実感します。

「サルオッズ　スペシャル」のデータ　締め切り後の１６：２１提供のデータ

　次に「Ｓｈａｄｏｗ」の馬単と３連複のデータを提示します。
馬単では特に異常はありませんが、３連複のデータにはびっくりです。
１１番に約２７０万という大きな過剰投票がありました。

先に１６：１５のデータをみて買目を決めと言ったのはこのデータのことです。

馬単データ

３連複データ

　最後に「Ｓｈａｄｏｗ」の金額グラフ画面を提示します。
この画面は「サルオッズ　スペシャル」でお馴染みでしょうから説明は致しません。
新たに「馬単」「３連複」のグラフが追加されましたが、金額表・オッズ表などは無意味なので廃止しましたのでご注意ください。

「Ｓｈａｄｏｗ」の金額グラフ画面

以上で過剰投票金額分析ソフト「Ｓｈａｄｏｗ（影）」の概要とサンプルレース紹介についての説明を終わります。