最近の傾向を踏まえ「Stage One」の「グラフデータ」と「指数スキャン表」などを使った実践解説を公表します。 |
先週は得票率グラフの指標では馬単作戦を適用するレースが少ないようでした。これもめぐり合わせです。 適用するレースは前の解説の通りですが、それ以外は適用してはいけませんと言っている訳ではありません。 確度や配当の期待値から選別していますが、縛られる必要はありません。 得票率グラフで選別すると、勝負するレースが意外と少ないと感じることでしょう。 私は出来るだけレースを絞ることが重要だと思っています。そこに資金を集中するのです。 早速先週のレースを見てみましょう。 下は1月29日(土)中京11Rのデータです。 馬単指数表と得票率グラフを並べて提示しています。 前にも説明しましたが、この様な傾向のグラフは人気下位から入るのが面白いと言いました。 丸で囲んだ12番の0.18が目に付きます。0.2作戦です。厳密に言えばそこまで達していませんが、杓子定規に考えないで下さい。 人気馬に大きな数値がありますが、この12番馬を狙ってみたいと直感出来ればしめたものです。 ただこれだけは根拠に乏しいのも確かです。 下の「B-Element」のデータをみてください。 「B-Element」は馬単の過剰投票金額の表を表示しています。 12番の馬単指数0.18は、過剰金額では11万円であることが分かります。 10番にも6万円の過剰があり指数では0.07であることも分かります。 0.2作戦では、11万円を重視していて、選択し易いようにしている訳です。 次に「B-Element」の「最新金額データ表」をみてください。 これは各データを一つにまとめて表示する大変便利な表です。 実際の検討はこの表だけを注視していると言っても過言ではありません。 この表から、気になる12番には3連複に363万円という大きな過剰投票があることが分かります。 3連複だけなら363万円がほぼ最大です。これで12番から入っても良さそうだと実感できることでしょう。 もちろん、10番も気になりますが、こちらは指数で除外しましたので、馬券のヒモとして加えることに致します。 ここで、馬単指数が大きい馬についても見てみましょう。 2番 6.86 7番 5.32 このレース通常なら指数MAXの2番から入るレースです。この馬から入っても間違いではありません。 ただ、得票率グラフの形から、人気薄から入る方が面白いと判断しました。 最後は「最新金額データ表」のデータが決め手です。 ちなみに、 2番と7番では3連単過剰313万円のように各馬券で金額の多い7番重視です。 データに慣れてくれば、これまでの判断は一瞬で出来るようになります。 集中力が鍵です。 結果は次の通りです。 冒頭で、「私は出来るだけレースを絞ることが重要だと思っています。そこに資金を集中するのです」と言いました。 この様なレースに資金を集中投下することで大きな利益が期待できます。 馬券ついて色々紹介してきましたが、ここ1年、私は馬連・馬単・3連単以外の馬券を買っていないことを白状します。 ちなみに、3連単は1頭軸マルチが基本です。時間が無いのと面倒なので・・・・・。 「B-Element」で買目を作ると下の様になります。これなら簡単でしょ!! 日曜日はこれでしょう。 次は1月30日(日)東京11Rのデータです。 馬単指数表と得票率グラフを並べて提示しています。 これは丸で囲んだのが狙いでしょう。11番か3番を狙いたいとどなたでも思うことでしょう。 さてどちらにしましょうか? 数値の大きい11番で良いでしょう。3分前の指数も飛びぬけています。 下の「B-Element」のデータをみてください。 表の説明は上でしていますのでここでは致しません。 2分前のデータではどちらでも良いようですが、やはり3分前の11番の投票が圧巻です。 こっそり言いますが3番は地方馬です。よく売れるんですよね。私個人は信用しておりません。 3分前の「最新金額データ表」をみてください。 11番と3番の一騎打ちみたいな売れ方です。 それにしても、やはり11番でしょう。 個人的には3分前のデータで決めてしまいました。 11番を指定して、買目を作ったのが下の画像です。 馬単508万円の買目内容は右端の表に出ます。随分下まで買っていますが、そこまでは要らないと判断しました。 結果は次の通りです。 馬単11→7は3680円の配当です。表によればこの馬券に70万円入れていることが分かります。 これは馬単だけのことですからね。他の馬券ではどれくらい入っているか。「B-Element」では判断可能です。 この様に皆さんが知らないところで大儲けしている輩がいるということです。 下は確定オッズまで表示しています。2分前以降の過剰金額はこの様でした。 2分前までのデータを見て勝負した人がいると思われるデータです。私の馬券も少しですが入っています。 私がどの様なレースで勝負しているのか、お分かり頂けたと思います。 先ず、得票率グラフで人気下位が狙えるレースを選別する。 馬単指数表で狙い馬をピックアップし「B-Element」の過剰投票金額データを加味して最終決定する。 ただこれだけの事です。 今週はここまで。 |