最近の傾向を踏まえ「Stage One」の「グラフデータ」と「指数スキャン表」などを使った実践解説を公表します。 |
先日ある「B-Element」ユーザーとお電話でお話しする機会があったのですが、最近少し迷いが生じていると仰っておりました。 何かヒントをとの事でしたので、目新しいことではありませんがレースを絞ること見るデータを少なくすることを考えてみてはと申し上げました。 これまでも言ってきましたが、レースは新馬戦・障害戦は見送る事、馬連得票率30%以上の馬がある「Over30のレース」も同様に見送る事が肝要です。 また、データですが全てのデータを見れば良いとは限りません。私個人としては出来るだけ少ないデータで勝負するのが良いと考えています。 全てのデータを見るのは疲れます。集中力の点からも見るデータを絞ることは必要でしょう。 結論として、得票率グラフと 馬単指数スキャン表(馬単過剰投票金額)を見れば十分だと申し上げました。 「B-Element」ユーザの9割は「Stage One」もお持ちですので、これからは馬単指数スキャン表と得票率グラフ で解説して参ります。 先ず12月12日の「Stage One」の馬単指数スキャン表をご覧ください。 不確定要素の多い今時分の2歳未勝利戦はパスしますので、基本的に6レースからとなります。 この日は3場開催です。中京・中山・阪神それぞれ11Rと12Rのデータを見てみましょう。 ●中京11R 基本的に表の右端(2分前)のデータを利用します。 指数プラス(青字)は過剰投票ありと言うのご存じの通りです。 数値を見てみましょう。+Max(最大)は7番の12.94です。 この馬単指数Maxを中心馬とするのが作戦その1です。 単純すぎて申し訳ありません。得票率グラフと結果は次の通りです。 8番まで買えるかですが当社のスタッフは、得票率グラフから荒れそう(1番人気の得票率が20%以下)なので、馬連総流ししたと威張っておりました。 私にはそこまで出来ませんでした。 ここまでで一旦アップしますので、以下に付いてはご自身のデータで確認してください。 この様に単純に決まるレースばかりではありませんので、今後具体的に例示して参ります。 作戦その1がどの様なレースでハマるのか? グラフの様子や指数の出方で、下位から狙った方が良い場合がありますので、ご自身で研究してください。 ●中京12R 指数Maxは10番の12.03です。 結果は次の通りですが、これも7番まで流せるかがポイントです。 私には出来ませんでしたが、当社のスタッフは「また万券ヒット」と騒いでおりました。 こんな事が続くのは滅多に無いんですが・・・ ●中山11R 指数Maxは1番の3.98です。 結果は次の通りで、穏やかな配当でした。 ここで注意したいのが丸で囲んだ2頭です。9番が1.68と6番が0.40で過剰であることが分かります。 この時、軸は1番だが9番と6番には厚めに買うことや、1番との2頭軸で3連単マルチや3連複で勝負出来そうだと発想できるようになれば最高です。 中京11Rを例にすると、軸は7番で相手筆頭を次に指数が大きい(3.59)9番にし、2頭軸の3連単マルチ又は2頭軸3連複を考えると言う事です。 研究してください。面白いですよ。 ●中山12R これも軸7番(4.23)で勝負です。 今回は取り上げませんが、丸で囲んだ0.55という指数(0.2以上)には常に注意してください。 詳しくは「Stage One」ユーザーページの解説をご覧ください。 結果は次の通りです。 ●阪神11R 正直G1にこの様な分析は似合わないと思っています。 純粋に予想を楽しむのが私の常です。 ●阪神12R 余りにも堅く収まり涙だものです。 こんなこともあるのが競馬です。 最後にこの日の中京10Rと阪神10Rのデータを挙げてきます。 ●中京10R ●阪神10R 前に、グラフの様子や指数の出方で、下位から狙った方が良い場合があります。ご自身で研究してくださいと言いましたが、 研究するなど大げなことは必要ありません。 どなたでも想像できることでしょう。 次のデータを見てください。 12月19日(日)中京9Rです。 前に解説したグラフとは雰囲気が違うでしょう。 この様な雰囲気のグラフの場合、下位から狙うのが面白そうだと直感出来るでしょう。 さて、下位からとなるとそれはどの馬でしょう? 指数スキャン表からはMaxは8.06であり、この馬からだとなりますが、ここはそれよりも人気下位の0.53に注目です。 Maxから勝負でも不正解ではありませんが、この様なグラフの場合人気薄0.53からが有効なのです。 2番から勝負で6番にも期待したのですが・・・・。結果は上の通りです。 次は同じ日の阪神10Rです。 グラフからは上から下からか微妙なケースです。 しかしこれは6.02しかないでしょう! 6番から勝負。結果は上の通りです。 「B-Element」のデータを見てみましょう。 過剰投票金額は77万円、買目は右端の表で分かります。 相手が人気馬ですから配当はそれ程ではありませんが、馬単6ー3 6020円に11万円買っていますから十分な利益です。 |